考えたことは教えない。
昔から自分の考えを誰かに話すのが苦手だった。
というのは、引っ込み思案だから、とか、シャイだから、とかではない。
自分のアイディア・考えを真似されたくない、という気持ちがあったからだ。
さらに、そんな自分のアイディアを否定されたらとても悲しい、というより怒ってしまうと思っていた。
でも、ふと、自分が死んだらどうなるのだろう、と考えた。
自分で考えてたこと、感じてたこと、すべてなかったことになって、存在してたことすべてが消え去ってしまう。
だったら、誰かにきいてもらおう、と思い始めたのが大学生の時。
自分が話すと、人も自分の意見を話してくれて、私が思ったよりも優れたアイディアを持っているわけではないこと、相手がくれるアイディアが自分と全くちがうものであるのが面白いことがわかってきた。
相手が普段考えていることが、私にとっては大きな驚きであることもある。
そういったことを教えてもらうには、まずは自分の考えを発信することから始めないと。
…とかなんとか思ってブログを始めてみたというよりも、
友人が「俺、ブログ始めたんだよねー」といっていたのに影響されたから始めたというのがほんとのところです。
社会人って平凡な毎日だけど、その中にかくれんぼしている楽しいことが見つけられるようになりますように。